カナダ出身のシンガーソングライターNeil Youngの音楽
Neil Youngは、1945年11月12日、カナダ・トロント生まれのシンガーソングライターで、十代の頃からカナダで音楽活動をはじめ、後にアメリカに移住、過去にカナダで同じステージに立ったステファン・スティルスとLAで偶然出会いバッファロー・スプリングフィールドを結成、三枚のアルバム発表後にバッファロー・スプリングフィールドを脱退し、1969年にソロ活動に力を注ぎます。1970年代にはCSN&Yと同時に活動しながらもフォークを基調とした音楽を生み出していますが、交友範囲は同世代のミュージシャンから若い世代のミュージシャンまで広く、それゆえに音楽界での悲劇的な多くの死を見ています。ニルヴァーナのカート・コバーンが自殺した際、「錆び付くよりも、燃え尽きる方がいい」というニール・ヤングの歌詞の一節が遺書に引用されていました。
クレイジー・ホースとソロ活動で行動を共にすることが多くなっていますが、ともに作り出すハードで豪快なロックサウンドだけではなくサポートメンバーを入れ替え、フォーク、カントリー、ロカビリー、テクノ、グランジなど作品ごとに音源を変化させる場合もあります。ひとつの作風にこだわらず、常に新しいジャンルに挑戦し続け、新しい作品ごとに次の作品はどんなものだろうと期待され続けています。
鼻にかかったような個性的な高い声は弱々しい印象があり、バラードには繊細さ、ハードなロック・ナンバーには強烈なインパクトを与えています。繊細なアコースティック・ギターのプレイも人気が高く、爆音の鋭い音を引き出す激情型プレイは、個性的なパフォーマンス性に優れ、21世紀に入ってもその勢いは衰える事を知りません。政治的な発言も多くなり、ブッシュ大統領を名指しで批判したり、アメリカの911の事件後に放送が自粛されていた“イマジン”を敢えて歌うなど社会的にも影響力の強いアーティストの一人です。


